平成２９年　活動内容

広域研修会講演会に参加して～

梯 泰子会員（佐世保中央保育園副施設長）

自称年令40歳の元気でさわやかな佐世保商工会議所女性会メンバーは新緑の風薫る中、バスで一路平戸に伺いました。
広域研修会講演会場の平戸オランダ商館には平戸商工会議所女性会の主催で、現在ご活躍中の藻谷浩介氏の講演が行われました。藻谷氏は、3200市町村のすべて、海外80ヶ所を自費で訪問し地域の特性を多面的に分析、把握してそれを統計やグラフにして、熱のこもった質問形式で考えながらの受講でした。
夕食後の18時から20時という時間ながら居眠りどころか、内容が素晴らしく 話しに必死について行く女性会の面々で真剣な講演会となりました。
「疲弊するだけの競争」から、「人間を活かす和力」観光立国たらしめるには、何が必要か等。
この地域には都会に無くなってしまったものが生き生きと残っている。講演の途中で講師がふっと「私が一番住みたい所は佐世保なんだよね」えっ？　温暖で自然は豊かで美しい　海はきれいで魚もおいしい。農作物もおいしくて、人情味が豊か、少ないと言えば地震（無くて有難い）。都会や外国には無く、他から見れば魅力的なものがいっぱい。田舎は何も無いなんて言わせない。
　若い人たちの力を呼び戻すのは今でしょう。佐世保の出生率が、沖縄に次いで二番目に高い事は素晴らしい。又、平戸には都会や外国からの移住者も増え始めたとのこと。この恵まれた県北地域で次世代も生き生きと生活してほしい事を願い、もう一つ。
　政治・政策面で、地場産業育成について、市長様　議員の先生方、若い人たちが日本一住みやすいと思える町にするために、力いっぱい努力して働きやすい制度、中小企業を育成する小店も活かされる街にしてほしい。それは取りも直さず高齢者にも住みやすい街になると思えます。
先人たちが築いて下さった地元にも感謝し、自然に感謝し、現在に感謝、共に生きていられる仲間に感謝したい。
　最後に講師が言われた言葉は、少し高いと思っても地元の物を買いましょう。100円のうちの1円でも地元で買いましょう。有難うございました。

追記
「ルナ・イエナ」でのガラス細工体験や、「夢ロマン」での夕食も、地元感豊かで　これらも含めてとても楽しく、実り多い研修会でした。お世話をしてくださいました企画委員会の皆様、ありがとうございました。

相浦駐屯地を訪問して・・・木村禮子理事　(有)木村美術堂　代表取締役

佐世保市大潟町にある陸上自衛隊相浦駐屯地を訪問しての３月例会。

美味しいランチをいただきその後は、西武方面混成団長兼相浦駐屯地司令　杉本嘉章様による体験に基づいた感動的な卓話。

実りある楽しい時間でした。（相浦駐屯地業務隊長の中富普亮１等陸佐様とツーショット）